袋井駅前にある、ホルモン焼きと、おもろ(豚足)の老舗居酒屋。
吉田類酒場です。酒場放浪記に出て来たお店。ご夫婦でやられているよう。
昔ながらのカウンターが厨房を囲んでいて、その周りに座敷の引き戸が広がってるんだけど、ご夫婦がまかないきれないということで、今はカウンターだけの営業になっているようです。
近所の馴染みのお客さんといった風情の人たちでわちゃわちゃしていましたが、包丁さばきを目の前で見られる良席にて、楽しみました。
各種の豚ホルモン焼きが、焼かれて、お皿で出て来ます。串ではなく。
目の前で味付けを見ていたのだけど、塩ぶっふぁー、コショウどひゃー、味の素ドワー(多分)っと、かなり味付け濃い目なのだけど、ビールにちょうどいい、かつ、ホルモン食べるにはこのくらいの味がちょうどいいのかも。
肉は、おそらく潰されて部位分けされたままの姿で、そいつを目の前でさばいています。
こういうのたまんない。
レバーとか手のひらくらいでっかいやつをそのまま焼いてるし。
ナンナンとかいう、軟骨のさらに柔らかいってやつは、直径3センチくらいなんだけど、豚一頭に一つしか取れないらしくて、、、これで豚何頭だ、、とか言いながら。。
フルサトって名前の子宮さんは、ながーーーーいやつがどんどんと切られて、コリコリっとして美味。
ピーマン肉詰めは蓋がしてありました。
あと、静岡県西部の、天竜川東側地区の名物、おもろ。
豚足を醤油で蒸し焼きにしたみたいなやつ。
とっても柔らかくて、ポロポロと骨から落ちていく感じがたまりません。
途中で、「これどうぞ」、っつって、お手製の漬物が出て来たり。
「これ食べてみな」って、フルーツトマトをくれたんだけど、このトマトがめちゃめちゃ甘かったり。これはどっかから取り寄せてるらしいです。
注文のたびに、色のついた札が目の前に並んでいって、そいつが回転寿司みたいに、会計になっていく模様。
とってもあったかいお店でした。
雰囲気がとってもよかった。
しかし袋井駅前、何もない。。。