東京都北区赤羽。ついに本物の赤羽に近づいた感じです。
山田孝之のドラマ、それの原作になった清野とおるの漫画。
赤羽といえば、東京飲兵衛の聖地の一つともいえますが、赤羽といえばいろんな人が飲み屋に登場する、ということになっています。
今まで赤羽で飲んで、いろんな人とおしゃべりしたり、不思議な状況を見たことがありましたが、今回のは、人情でした。
こちら、なんとなく入りにくそうなスナック風のお店。
外から眺めてたら、ガラス越しに中から逆に覗かれて、引けなくなって入ってみると、座らせてもらいました。
席に着き、注文。
とりあえず一杯目がくると、カウンターの中にいる女性と自己紹介をしながら乾杯。
そのあとしばらくして、マスターとも乾杯。
まあ時間が時間だったのですが、中の人は2人ともすでにベロベロ。
カウンター10席もないくらいの店内は、常連さんだらけ。当然ベロベロ。
両側と常連のダンディとマダムに挟まれ、時折おしゃべり。
カウンターを挟んで、ママがベロベロなのにいい話をしてくれます。
ママはベロベロなのに、お客さんのグラスを見るときの目はキリッとしていて、淡々と空いたグラスを作り直していきます。
こんな店近くに欲しいな。。
アットホームというか、帰る場所。
私の一番好きなタイプのお店。
残念ながら時間もなく、お腹も空いてなかったので、料理は食べられず。
というか、白魚の刺身と生ハムピザという、なんとも美味しそうなものを頼もうとしたんだけど、ママに止められました。つまみなんて頼まなくてもいいんだよ！と。
そしてママさん、週３のバイトという驚くべき事実。
いやぁ、いい店。